TL-リンカーン導入から10年、予約通知処理業務のさらなる効率化を実現。

TL-リンカーンを使い続けている理由を教えてください。

以前は、ホテルシステム（以下PMS）への入力漏れや登録が追い付かず、お電話やフロントなどでお客様をお待たせしてしまうなど、いくつか課題がありました。それが、TL-リンカーンとの親和性の高いPMSを導入したことでPMSとの自動連携が可能になって手入力によるミスや漏れがなくなり、安心してお客様をお迎えすることができるようになりました。

サポートセンターにおいても、ただ操作説明をするだけではなく、こちらの話をしっかりと受けとめてくださり、想定していなかった提案までいただいています。いつも本当に対応がよく、これからも安心して相談ができると感じています。

また、定期的に便利な機能が追加されますので、常に進化しているところも使い続けている理由のひとつです。私たちも新しい機能を使いこなせるようについていきたいと思いますし、TL-リンカーンを使えることが予約担当者としてのステータスにもなっています。なお、PMSから電文が丸ごと見られますので、今後はペーパーレス化に挑戦したいと思っています。

TL-リンカーン導入から現在に至るまでの予約業務の変化について教えてください。

15年前は予約の80%を電話で受けており、台帳が外せない状態でした。その後できるだけ自社も含めたインターネットからの予約を増やしたい意向もあり、10年前にTL-リンカーンを導入。オーバーブッキングの心配をせず在庫だしが可能になったことや、効率的に料金調整できるようになったことで、プランや画像の整備に力を入れられるようになりました。次に解決したい課題は、ミスや漏れも発生していた予約通知の処理でした。そのため今から5年前にPMSを変えました。これを機にTL-リンカーンで受けている予約通知を自動でPMSに取り込むことができるようになり、また電文や予約カード等の紙や台帳を見なくてもPMS上で電文内容が確認できるようになりましたので、課題であった手入力による登録ミスや漏れもなくなりましたし、予約通知の処理業務も格段に効率がアップしました。

また、販売先の増加も大きなポイントです。TL-リンカーンに対応している販売先からオファーがありましたら、随時、販路を増やしています。以前は数サイトでしたが現在は16サイトとなり、ネット販売経由の予約は全体の60％を超え、10年ほど前に目指していた販売方針が実現できています。今後は東京オリンピックも見据えて海外の販売先も増やしていきたいと考えています。

TL-リンカーンの導入、加えてPMSを変更したことでこの10年間の予約業務は劇的に変わりました。この変化により生まれた時間で、6カ月以上先の販売計画、例えばシーズンごとのプランの造成や画像の変更、在庫の先出しができるようになった他、予約業務以外の面でも、経理や総務の仕事に専念できるようになりましたので、本当にうれしく思っています。